【大東京トイボックス】ゲームはゲーム。それ以上でもそれ以下でもない

『東京トイボックス』の続編『大東京トイボックス』で、さらに進化したゲームを作る。

今回もゲーム会社・スタジオG3の元社長である天川太陽が神ゲーを作るために奔走するぞ。

 

ゲーム製作の現場ではおもしろいゲームを作ることが何よりも大事であり、その過酷さは前作で十分教えてくれた。

そして、本作ではゲームのコンプライアンスという問題をテーマとしている。

主人公の天川太陽は、ゲーム製作にかけては天才だ。もともと所属していた大会社・ソリダスワークスでも、天川の天才ぶりに周囲が追いていくことができなくなってしまったほどだ。

そのため、おもしろいゲームをつくるということに関しては、天川にかかれば容易いことなのかもしれない。

しかし、時代とともにアニメ、漫画、ゲームに対する規制は厳しくなり、表現の自由は年々奪われるようになってしまった。

さすがの太陽も時代の流れには逆らえない。

 

確かに近年のゲームは、映像や音声にリアリティが増しており、暴力表現は犯罪を助長しているのではないかといわれている。

しかしながら、ゲームはゲーム。とどのつまり、ゲームはそれ以上でもそれ以下でもないのだ。

ゲームはただのエンターテイメントであって、犯罪を助長することもあるかもしれないが、それ以上に多くの幸福をもたらせている。

犯罪を助長するものが全てこの世から無くなったとしても、犯罪の数は減らないだろう。

 

ということで、太陽のスタイルはいつまでも変わらない。

おもしろいゲームを完成させることが全てであり、最後の最後までゲームの納品を行うことに邁進する。

そんな太陽のゲーム愛を見ていると、普段ゲームをしない人間でもゲームをやりたくなってくる。

どうでもいいが、この漫画で完成した『デスパレートハイスクール』やりてええええええ(笑)

天川太陽の決め台詞、「仕様を一部変更する!!!!」も言いたくなる。

 

仕様変更はゲーム会社ではよくあることなのだろうか?

何にせよ、太陽がこのセリフを言ったとき、社員たちは絶望的な表情をしている。

きっと、仕様が変更されることで、プログラム書きかえ、その他パッケージ変更などなど、様々な修正が必要となり、さらなる徹夜が発生するのだろう。

このように、どんなゲームでも多くの人が苦労して作り上げているのだ。

この漫画を読んでから、安易に「クソゲー」とは言えなくなったのは確かだ。

きっと、誰しもゲームの見方が変わることだろう。

 

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