【サラリーマン金太郎】会社と恋愛しているサラリーマンは出世する

漫画界で有名なサラリーマンは島耕作の他に聞かれれば必ず名前が挙がるだろう。

『サラリーマン金太郎』の主人公は関東最大の暴走族・八州連合の元ヘッドである矢島金太郎(やじま きんたろう)だ。

もともと漁師だった金太郎は、事故で漂流していたヤマト建設の会長である大和守之助を救助したことで、ヤマト建設で見習いのサラリーマンとして働くことになる。

 

大手ゼネコンであるヤマト建設に、会長の完全なコネとして入社してきた金太郎に、当然のごとく周囲の風当たりは強く、はじめは鉛筆削りを延々させられていた。

ただ、金太郎がとにかく肝が座っており、そんな逆光にも負けずに三ヶ月間鉛筆削りを続ける。

どうでもいいが、やはり大手ゼネコンなため、設計の図面を描いたりするのに多くの鉛筆が必要だったのだろう。

時代的にはCAD(computer-aided design コンピュータ支援設計のツールで製造業によく用いられる)などは使わず、鉛筆での手作業だったのだろう。

 

建設会社の漫画は、意外と少ないのでどんなことをやっているのかいろいろ勉強になる。

ゼネコンは建物の発注者から直接請負い、工事までの取りまとめを行う業者で、大きな会社は請負いから設計、工事まで行うことができる企業もある。

建設業と一言で言っても、お家やビルを建てているだけではない。町にある電柱や道路、公園や公共施設などもゼネコンが請負うところからはじまっているのだ。

金太郎が鉛筆削りの次に命じられた、アフリカでのインフラ(電波塔)建造などもまさに建設業のお仕事だ。

 

金太郎は曲がったことが大嫌いな物怖じしない性格で、周囲の人間を魅了し、社内でもどんどん出世していくことになる。

何かあると、元暴走族の仲間たちを集めて派手な行動を起こすこともあり、暴走行為が正当化されているような気がしないでもない。曲がったことが大嫌いな性格とは矛盾しているように思えるが、まあそこは漫画なので御愛嬌としておこう。

 

金太郎は、通常の入社試験を経てヤマト建設に入社してきているわけではない。

それどころか高校中退で、前科二犯のならず者だ。

しかし、まっとうな人生を歩んでないからこそ、サラリーマンの枠に捉われない、型破りな思考と行動力で仕事に取り組むことができるのだろう。

そして、型にはまったサラリーマンたちは徐々にそんな金太郎に惹かれていき、遂には経営陣や、株主からも愛される存在となってしまう。

 

とにかく、男女問わずモテる金太郎で、並外れた強運の持ち主だからこそサラリーマンとしてスピード出世していくのだが、愛される人間が出世しやすいというのは間違っていないだろう。

金太郎いわく、彼はヤマト建設と恋愛をしているのだ。

まず、金太郎がヤマト建設を愛するという気持ちがあって、会社から絶対必要なサラリーマンとなっているのかもしれない。

愛さないと愛されない。まさにサラリーマンは会社と恋愛できれば成就するということを学んだ。

もちろん相性が悪い恋愛もあるのだが(笑)
   

 

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