【その「おこだわり」、俺にもくれよ!!】人はそれぞれの「おこだわり」を隠し持っていたんだな

実はこの世の多くの人が独自のこだわり、いや、「おこだわり」を持っていたことがこの漫画で発覚してしまった。

「ポテトサラダの男」、「コンソメパンチの男」、「メロンの女」などの食にこだわる人たちの他にも、「寝る男」や「内ポケットの男」、さらには「土日、人に会わぬ男」など食以外でも様々な「おこだわり人」が登場する。

それは第1話から衝撃の連続だった。

 

ツナ缶の男

記念すべき第1話の「おこだわり人」は「ツナ缶の男」で、その男はツナ缶にマヨネーズとコショウを死ぬほどかけ、混ぜるというのだ。

混ぜきったら、チューハイの「氷結」をグビッと一口飲み込み、そのツナ缶を食べると至福だと言っている。

作者の清野とおるは、実際に試して至福を感じたとのことだが、「ツナ缶の男」対し、なぜ今までこんな楽しいことを隠していたのか、本気で怒っている。

そして、このような「おこだわり人」を清野氏が次々と白状させ、成敗していくのが非常に楽しめる展開だ。

 

ちなみに、『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』は、松岡茉優と伊藤沙莉が主演の『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』がフェークドキュメンタリードラマとして放送されている。

 

6点満点中の6点でいい

この漫画は、最後に「大宇宙神」と名乗るおじさんが現れて、こんなことを言う。

清野は自身のシアワセ度が38点だと言うが、あんなに幸せそうにおこだわりを披露してきた「おこだわり人」たちの中にも、清野よりシアワセ度が低い人はいっぱいいる。

例えば、「宝焼酎のおこだわり」を持つ老人は、大宇宙神いわく6点らしい。

だが、なぜ清野より幸せそうなのかと言うと、6点満点中の6点なのだ。

つまり、清野も100点満点ではなく、38点満点にすればいいのだと言う。

 

この話はなかなか深い。

われわれは、いつの間にか世間一般的に考えられる100点満点のシアワセ度を設定し、それに対して点数が低いと幸せではないと思いつづけていた。

しかし、シアワセ度を世間と比べるなんて、本当はどうでもいいことなのだ。

人は幸せと感じることがそれぞれ違い、身の丈に合った幸福を得ることが必ずできるのだ。

この漫画に登場する「おこだわり」は、決してハードルの高くないもので、いつでも誰にでも行えるものが多い。

実は、そんなことで全ての人が最大限の幸福を得ることができるのだ。

 

楽しそうな「おこだわり」がたくさん盛り込まれており、すぐ真似もできるので、何とも楽しい漫画だと思って読み進めていたのだが、最後にこんな哲学的なことを話されるとは思わなかった。

これは思った以上に、「人生」を学ぶための漫画となってしまった。

早く人にあやかることなく、自分独自の「おこだわり」を見つけて、シアワセ度15点満点中15点にしたいものだ。

 

匂わせ?

余談だが、この漫画を通じてカメラマンの男性とデザイナーの女性が結婚したらしい。

それに嫉妬した清野が、二人を茶化して婚姻届の承認になったり、無理やり結婚式を挙げさせたり、大暴走するシーンがある。

その最後に「俺も11月22日(いい夫婦)に、お宅の4倍イイ女と結婚してやっから待っとけよな!!」と、二人に捨て台詞を言っている。

実は、その翌年の11月22日に清野はタレントの壇蜜さんと結婚してしまったのだ。

これがネット上で非常に話題になり、このシーンは壇蜜さんとの結婚を予告していたのではないかというものだ。

真偽は定かではないが、何はともあれ結婚後の清野氏のシアワセ度は100点満点中100点だろう。

 

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