【ミトコンペレストロイカ】「生きとったんかワレ!」と言いたいだけの漫画

またしても漫☆画太郎の問題作が現れた。と、何度言ったことだろう。

これは、漫☆画太郎が漫画を描き続ける以上、永遠に言い続けなければならない。

ただ、私を含め彼の大・大・大ファンが多いのも事実だ。

本作のストーリーとしては、ミトコンドリア大王の孫であるマゴコンドリア姫が城を抜け出し、怪盗パパンの娘である”ヌスミ”と、姫のお目付役である”お汁”と共に冒険するものである。

毎回、一応設定があるのだが、毎度これは徐々に崩壊していく。

 

可愛い3人の女の子

これまでの漫☆画太郎作品との大きな違いは、3人の女の子が主人公といったところだろう。

漫☆画太郎といえば、汚い全裸の”ババア”や、グロい汚物のシーンが象徴されるが、なぜが女の子キャラだけは、他の漫画にないくらい可愛く描いてしまうのだ。

そのため、女の子3人が主人公の本作では、比較的綺麗な描写となるシーンが多い。

マゴコンドリア姫もヌスミもお汁も、こんな漫画に出ていていいのかと思うくらい可愛い女の子なのだ。

しかし、そこは漫☆画太郎作品なので、必然的に3人はゲスいキャラクターになることもあり、グロい描写に巻き込まれることも多いのだ。

 

名物・大型トラック

前作の「罪と罰」で、登場人物が階段から転げ落ちて、大型トラックに轢かれて身体がバラバラになってしまうというシーンが多く描かれていた。

そのシーンを気に入ったのかどうかはわからないが、本作でもかなり同様のシーンが描かれている。

そして、あれはおそらく漫☆画太郎必殺のコピーしての使い回しだ。手抜きと思われがちだが、もはやそれも漫☆画太郎としての長所なのだ。

毎回、鍵となるシーン、もしくは作者が気に入ったシーンがあるとすれば、前作は間違いなくこの階段から転げ落ちてトラックに轢かれるシーンである。

 

生きとったんかいワレ!

本作もその意志を受け継いでいるため同様のシーンが多いのだが、さらにもう一つ特徴的なシーンがこれである。

『生きとったんかワレ!』

絶対に死んだであろうキャラクターが再度登場する場面で、必ずこの言葉が使われる。

可愛い主役の3人もここぞとばかりに変顔でこれを言うのだ。

途中でこのシーンが多用され、あまりにも繰り返されるため、この漫画はこれが言いたかっただけではないだろうかとも思ってしまう。

ただ、間違いなく本作を象徴する描写となっている。

 

 

結論として、毎度ながら今回も漫☆画太郎の漫画から学ぶことは特にない。

しかし、彼の作品は芸術なのだ。もっと世間に評価されてもいいはずだ。

これからも時代が追いついてくるのを、ただ待ち続けよう。

 

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