【あしたのジョー】矢吹丈から人生の美学を学ぶ

今さら説明をすることはないだろう。

「あしたのジョー」は、ボクシング漫画の金字塔であり、不朽の名作となっている。

主人公の矢吹丈をはじめ、トレーナーの丹下段平、少年院時代からの友であるマンモス西、ライバルの力石徹、ヒロインである白木葉子など、その登場人物も非常に知名度が高い。

中でも矢吹のライバル・力石徹は現実世界で葬儀が行われるほど反響が大きく、「巨人の星」と並んで戦後最大のヒット作となっている。

一方で、とんでもない不良少年だった矢吹は、登場して間もなく少年院に入り、そこで丹下段平からハガキでボクシングの通信教育を受けるなど、かなり破天荒の人生を歩んできている。

天性のボクシングセンスを持ちながらも、プロになってからの彼のボクシングは決して順風満帆とは言えない。厳しい減量に加え、ライバルたちがボクシングによって壊れてしまい精神的苦痛を与えられるなど、試練の連続だった。

ただ、矢吹自身はそのような波乱万丈な人生を決して辛いとは思っていない。

 

そんな矢吹丈の生き方は、とても充実しているように思える。

歳を重ねていっても、常に熱いものを感じながら青春時代を過ごしているわけだ。短命かもしれないが、燃え尽きるまで己の道を突き進むのは、生き方としては時代に合っていないのかもしれない。しかしながら、このような生き方を選択し、ジョーのように燃え尽きるのも一つの人生ではないだろうか。

矢吹自身も、このような破滅を歩むような生き方に、周囲からは心配や批判が多かった。

ただ、本人は生き方を曲げず、自分を貫いて最期まで闘ったのだ。

スポーツ選手、いや、人間としてここまでストイックでハングリーな人間は、現代においては特に少ないだろう。

 

現在、自分自身が自堕落な生活を送っていると感じるならば、何か一つのものにとことん取り組んでみてはいかがだろうか。

もちろん周囲に大きな迷惑をかけてしまうような生き方ではいけないが、自分自身を否定するような生き方は矢吹からするとつまらないものなのだ。

何にとことん取り組むかを見つけるのも容易ではないが、もともと矢吹自身が毎日悪事を重ね、自堕落な生活を送るような人物でありながら、丹下段平と出会い、ボクシングのように夢中になれるものを教わり人生が大きく変わってるのだ。

つまり、つまらない人生を送っていると感じている人は、ただ夢中になれるものに出会っていないだけかもしれない。

いつか、自分にとっての丹下段平が現れる日を待とうではないか。いや、丹下段平を探しにいこうではないか。

特にいまの若者は、「あしたのジョー」から人生の美学を学ぶべきだ。

 

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