【劉邦】漢統一までの中国史「項羽と劉邦」をここまでユニークに描いた作品はこれが初めてだろう

「土竜の唄」でお馴染みの高橋のぼるが歴史漫画を描いてしまった。

しかも、漢の初代皇帝となる劉邦(りゅうほう)が主人公とは、タイトルを見た瞬間、これは見るしかないと思った。

 

漫画的時代の位置付け

これは中国が舞台で、秦(しん)の始皇帝滅亡後、劉邦が漢帝国を興すまでの時代である。

小説や映画でも「項羽と劉邦」というタイトルが多数存在し、親しまれている。

漫画的に時代の位置づけを説明するならば、

『封神演技』(殷・周) →『キングダム』(秦) →『劉邦』(漢) →『三国志』(三国時代) →

・・・『毛沢東伝』(中華人民共和国)

となるだろう。

秦の始皇帝が中華を統一した後、次に天下へ号令をかける人物は誰かという時代背景があり、項羽(こうう)と劉邦が激しく争い、この時代も中国史ファンの間では絶大な人気がある。

 

誇張しすぎた歴史上の人物

劉邦はその器量の大きさから、人々からの人望が厚く、生まれながらに指導者となる才を持つ人物なのである。

相変わらず絵がすごく上手くて、かっこいい劉邦だ。

 

問題は、始皇帝のビジュアル。

キングダムでの始皇帝、つまり嬴政(えいせい)はあんなにかっこよかったのに、描く人が変わればこうも違うものか。

年齢は大きく違うものの、この始皇帝はこわい…

ただ、劉邦や始皇帝をはじめ、登場するキャラクターがしっかり確立されているのが、この「劉邦」の良いところでもある。

 

ギャグ要素の多い「項羽と劉邦」

中国史漫画が比較的マジメに描かれているにも拘わらず、『土竜の唄』のようなユニークさを兼ね備えつつ、史実から大きく逸れずにストーリーが展開されているのがこのマンガのいいところである。

細かいギャグを交えつつ、劉邦が中華統一を成し遂げるのを見ていたい。

 

この劉邦はどスケベなので、18禁な部分も多い。

ただ、あまり中国史に詳しくない人も、このお茶目な劉邦を見ながら楽しんで歴史を学ぶことができる。

まだまだ、連載は始まったばかりなので、これから『土竜の唄』のような大作漫画になっていくのを期待したいところだ。

 

#劉邦 #高橋のぼる #小学館 #項羽と劉邦 #始皇帝こわい

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。