【あずみ】美しすぎる女刺客の宿命は残酷で、悲し過ぎた。

1600年、関ヶ原の戦いを勝利した徳川家康は、江戸を天下の中心とした徳川幕府を開いた。

そして、安定した徳川政権を維持するため、小幡月斎(おばた げっさい)によって暗殺集団の組織し、内乱を防ぎ、影で泰平の世を支えたのだった。

実は、その暗殺集団は孤児たちに英才教育を施して、少数精鋭の暗殺集団を作り出しており、その孤児たちの中の一人が幼い少女「あずみ」だったのだ。

美し過ぎる暗殺者

ポニーテールにトレードマークとなるマント、異国の血が混じった青い目と透き通るような白い肌。

一方で、卓越した身体能力と動体視力で一流の暗殺者として育つあずみ。

暗殺の後は、血で汚れてしまった体を裸になって、川や池に飛び込んで洗い流す。

水に飛び込むことで、身体だけでなく、心も浄化させているように感じさせる。

だが、そのシーンが何とも美しい。

この暗殺者は美しすぎて誰もが油断してしまうではないだろうか。

人を殺すために生まれてきた孤児たち

あずみを含む孤児たちは、暗殺することを宿命として、修行の毎日を送っていた。

あずみを含む10人の孤児たちは、見事な暗殺者として成長したのだが、世間と隔離されて生活していたために、人の殺し方以外のことはほとんど何も知らない。

それが儚くって切なくって。

世間を知らなさ過ぎる孤児たちは、男と女の概念すらなく、やがてあずみは他のみんなと体が違うことに違和感を覚えるようになってくる。

ただ、あずみは暗殺者としては10人の中で最も優秀な強者として成長するのだ。

それはあずみが純粋すぎる性格ゆえ、与えられた使命を果たすために素直に強くなっていったのである。

芸術的な世界観

小山ゆう氏の描く女性や世界観は、どこか引き込まれてしまう魔力のようなものがある。

独特の間や、遠い目をする登場人物たちに、不思議な魅力を感じてしまうのである。

そして、ちょいちょい裸になりがち。←これはずるい。

裸体も美しすぎるのである。

これはエロスではなく芸術に近いものがある。

どちらかと言えば、ルネサンス期の絵画で多く描かれた女性の裸体に近いものだ。

 

話は逸れたが、当時は実際にこのような暗殺集団がつくられることもあったのではないだろうか。

関ケ原合戦以降は徳川家康が天下を握ったようにみえるが、豊臣秀吉の嫡男である秀頼は健在だし、その他の多くの大名が割拠している時代でもある。

つまり、暗殺はある意味この時代の重要なニーズとして求められていたのである。

 

ああ、どうせ殺されるならあずみのような美しい暗殺者に殺されたい。

って思うのは、馬鹿な男の性(さが)なのだろうか。

 

#あずみ #AZUMI #小山ゆう #飛猿 #宮本武蔵

  

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