【闇金ウシジマくん】最も後味の悪い漫画から闇金融の末路を見た

大人気の「闇金ウシジマくん」が遂に完結!

いろいろと謎の多いウシジマくんの素性を知ることができた。

 

最悪の暴利

ウシジマくんとは、闇金融の「カウカウファイナンス」を営む丑嶋馨(うしじまかおる)の愛称である。

カウカウファイナンスはトゴ(10日で5割)の超暴利の闇金融であり、当然違法の金利である。

あの「ミナミの帝王」満田銀次郎の闇金ですらトイチ(10日で1割)だったのに、おそらくトゴは漫画史上最悪の金利。借りたら最後、人生破滅は間違いなくなる。

ただ、この超暴利は決して漫画におけるとんでもない設定とは言い切れず、現代社会においてはトウサン(10日で3割)、トゴ(10日で5割)の闇金融はあたりまえのように存在するらしい。

つまり、ウシジマくんは現実との乖離(かいり)はそれほどなく、むしろリアリティがあるから恐ろしいのである。

 

後味の悪いバッドエンド

いい意味で漫画っぽさがない。現実を表現することが徹底されている。

ストーリーごとに、債務者や債権者、裏社会の人間など、決して真っ当に生きているとは言い難い人物が主役になるため、展開が良い方向にいくことはほぼ無いと言っていい。

結果的にバッドエンドになることが闇金ウシジマくんの大きな特徴だ。

漫画を読んで、こんなに後に暗い気分になることは少ないだろう。従来、漫画は夢と希望を抱いて描かれることが多かったが、読者が漫画に求めるものは時代と共に変わってきたのだろう。

 

また、暗い気分にさせるのは登場人物にあまり表情がないのも一つの要因だろう。

笑わない、いや、笑えない展開だからこそ、より現実味のある表情となっている。

それでも人気は止まらず、ドラマ化・映画化もしているからすごい。

↑山田孝之のウシジマくんは見た目のクオリティも高い。

 

ウシジマくんの素顔

当初はカウカウファイナンスの債務者や、取り巻く人物がストーリーの主役となることが多く、ウシジマくんの登場は極めて少ないものだった。

何とも謎の多い主人公のウシジマくん。

多重債務者の末路や、アウトローたちの末路を非常にリアルに描いており、その素顔を明かされることはなかった。

しかし、最終章となってついにストーリーの主役がウシジマくんになっており、本来の主人公が中心となって話が進んでいる。

果たして闇金を営むウシジマくんの末路は、これまで追い詰めた債務者たちと同じようにバッドエンドなのか。はたまた、その優れた知能と腕力でハッピーエンドをもぎとるのか非常に見ものである。

 

社会の闇を学ぶ漫画

この漫画は、あまり公にされない社会の闇を学ぶためのものだ。

人生は道を外れると、恐怖の地獄があるということを教えてくれている。

つまり、この漫画を反面教師として、真っ当な人生を歩むことが大切だと感じさせられる。

普通の人生は何よりも素晴らしいのだ。

 

あらためて言うが、この漫画の登場人物やストーリーは、おそらく現実とそれほど乖離していない。

むしろ、どの漫画よりも現実味のあるものだ。

社会勉強として、こんな闇があることを知っておくことが大切だ。

強いメンタルを持って読むことを薦めたい。

 

闇金こえーーー。

 

  

#闇金ウシジマくん  #真鍋昌平 #ビッグコミックスピリッツ

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