【グラゼニ】リアルにプロ野球選手ってこんなこと考えて、野球人生を過ごしていたのか

「カネ」をテーマをした新感覚野球漫画!!!

数々の野球漫画を見てきた私だが、これは新しい!
というか、この漫画は新しすぎる目線で描かれている!

主人公・凡田夏之介は、プロ8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手である。
プロ野球で8年目・1800万円はなかなか厳しいものがある。

 

野球に限らずプロスポーツの世界はシビアだが、特にプロ野球はわかりやすい成果主義である。
結果が残せなければ、極端に年棒は落ちる。
最悪の場合はクビとなり、翌年から収入0で高い税金だけを払わされる。
一方で、結果を残せば何億、何十億という、金が舞い込んでくる極端な世界である。

 

この凡打夏之介は、そんなプロ野球の世界は「グラウンド」に「ゼニ」が埋まっていると表現し、それを略して「グラゼニ」と呼んでいるのである。

夏之介の愛読書は選手名鑑であり、ほぼ全ての選手の年棒を暗記しており非常にゲンキンな奴である(笑)

彼のおもしろいところが、年俸マニアが高じすぎて自身の年俸1800万円以下の打者を相手にすると見事に抑える確率が高くなるのに対して、それ以上の選手に対しては委縮して抑えれなくなる。
ただし、年棒5000万円以上の打者が相手になると、逆に開き直って、抑える確率が高くなるという、見事に年棒で実力が左右されており、コーチから野球名鑑を読むことを禁止されている。

「グラゼニ」のいいところは、プロ野球の裏側がよくわかるところだ。

たとえば、引退後の選手の行く末や、控えの選手がどのような会話をしているか、はたまたプロ野球選手同士の微妙な人間関係など、これまで誰にも描かれなかった世界を見れることになる。
したがって、野球好きな人はもちろんだが、野球のことがあまりわからない人も楽しめる作品になっていると思う。

 

過去100タイトルは野球漫画を読んだぐらい野球漫画好きな私だが、この漫画ほど異質なものは無かったと思う。

一般の人は、「へぇ~」という気持ちになりながら読んでほしい。

野球少年たちは、知識や技術が高められるような漫画(ドカベン、ダイヤのA、ドリームスなど)を読むべきだ。

一番読むべき人は、プロ野球入団が現実に近づいてきたと実感している球児たちである。

あとはお金好きの人(笑)

この野球漫画はすごい!

 

続編の「グラゼニ~東京ドーム編」も出ている。

がんばれ夏之介!!

  

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